カミ ホトケ

お知らせ

息子の momoが、まだ小さい頃、多摩川の近くに住んでいて、その頃momoが、とても羨ましいがった人がいます。多摩川の河川敷にブルーシートで上 手に家を作って暮らしてる人でした。momoは、保育園の帰りに、ほぼ毎日多摩川に寄り、日暮れまで過ごさないと家に戻らない時期があり、何度言っても聞かないし、そのまま家に無理やり連れて帰っても、暴れてぐずって大変なので、私も覚悟を決め諦めてその時間を過ごすことにしました。そんなこんなで、毎日、眺める夕暮れ時の風景の一部に、ブルーシートのおじさんの暮らしぶりは、私たち親子の目に普通に映るようになり、毎日、土手に座り静かにそのおじさんの暮らしを遠くから眺めていました。

外に、鍋とか綺麗に並んでいて、洗濯ロープに洗濯物が、きちんと干してあって、とても美しい生活の仕方を、今思えばされていたように思います。犬もいたような。目の前には、川が優雅に流れ、草木が茂り、道具を大事にしている丁寧な暮らし。

そりゃ、最高の暮らしですよね。「あーいうとこに すみたい〜」momoの感性は素晴らしかった。

自分の心の目がクリアになれば、見えてくる目の前の景色が変わる。常識や概念に囚われることなく、魂の目で見た時に目の前に何が映っているのか?神仏カミホトケは、いつも自分の中にあり、そこにピントを合わせて一体となり生きるかどうかは、その人次第。

それは、つまり魂のままの自分で生きていくこと。奥の奥のココロの声に従って生きることは、最初はちょっとやりずらいかもしれません。氣恥ずかしいかもしれません。でも、すぐ慣れます。そして、清々しさがやってきます。そして、魂の想いによる行為や、言動は、何よりも自分が癒され、自分からエネルギーをもらいます。そして、それは目には見えない循環がすでに始まっているのです。

カミホトケは自身の中にあり自身でもある。覚悟して生きよ。

そんな声が、鳥たちのさえずりから聞こえてきます。♪