水毒 身体と記憶の痛み

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魔女の医術 Rensui 2020/07/12 13:55

日本は龍の国。この梅雨の時期、この辺では、山の谷間に雲がとぐろを巻くようにして龍が泳ぎます。

私たちの身体の70%以上は水でできています。そして、湿度の高い時期は水分の代謝が悪くなり、一つ一つの細胞の体積が増え実際、膨張します。特に古傷とか、膨張するとずしーんと骨の奥から痛むような鈍痛を感じますね。低気圧とは地のごとく、気圧が下がると重力がかかり体が重くなります。そして、細胞に水分が蓄えられると神経とかを圧迫して痛みが出るので「お〜?こりゃ雨降るな〜!」というお婆、身近にいませんか~?。こんな風に、神経痛持ちのお婆ちゃんは天気をよく知っています。身体のセンサーは本当にすごいし実はかなり正確だったりするんですね。骨系に症状が出ている病気の方やリュウマチの方は、天気をよく感じていると思います。この水分が、身体に過剰に蓄えられた状態を東洋医学では「 水毒 」と言います。

目次

  1. 「 水毒チェック  」 
  2. 「 アーユルヴェーダでは カファ 」
  3. 「 関節や古傷の鈍痛 」
  4. 「 水毒の浄化の仕方 」

「 水毒チェック  」 

• むくみやすく、足首に靴下の跡がつく
•汗をかきにくいまたは、ダラダラかく
•ちょっと動くと顔がのぼせる
•お腹が冷たい
•冷たいものをよく飲む
•頭や、膝、関節がいたい
•身体が重くて何もしたくない、眠くなる、動きたくない

指先や足先に細かい水疱ができる方も水毒です。

こういう症状が、ある方は水毒溜まっているかも?!

「 アーユルヴェーダでは カファ 」

アーユルヴェーダでは、水の要素をカファと言いいます。
人の要素と体質を 風(ヴァータ)・火(ピッタ)・水(カファ)と3つで考えます。3つのバランスが良く取れていれば、体も心も楽ですよ。バランス悪かったら整えましょう。という感じですね。生まれた季節や時間、遺伝などで生まれ持った気質もありますが、環境によっても変わります。行動や話し方、見た目ですぐわかります。カファは、ゆるゆるしていてのんびりしている方がおおく、色白、ぽっちゃりとしたイメージが当てはまります。このカファが多くなりすぎると、上のチェックの水毒の症状が出ます。

「 関節や古傷の鈍痛 」

水毒の場合、痛み方が重くず―んと感じます。骨の奥がずうずう痛い感じや、術後の箇所がしくしく痛み出したりして、メンタル的にも参って滅入ります。

「 水毒の浄化の仕方 」

 そんな症状を感じたら、とにかく温めましょう!!一にも二にも温めます。痛みが出ている方は、その箇所を温めて下さい。私自身も、カファによる影響が強く出るので、夏でもお腹を触って冷たいと思ったらホカロンを当てたり温泉に通います。頭痛の時は、首や目を温めるといいです。

 あら塩を海水の濃度になるくらいお風呂に入れ、汗が出るまでじっくり入ります。身体をしっかり温めたり、サウナ、岩盤浴とかもいいですね。

⓷ 発汗作用のある食べ物をとる。基本冷たいものは飲みません。コーヒーやカフェインが強いものも身体を冷やします。熱い国の食べ物も身体を冷やします。生姜は良いですね。生姜の白湯とかもいいです。どちらかというと生姜は表面上に熱が上がり皮膚の表面から抜けていきます。私の一押しは昆布!!昆布はスーパーフードです。昆布お出汁をとったお汁は身体の芯がからぽかぽかと温まります。基本冷え性の方や、内臓、代謝の悪い方は昆布でお出汁をちゃんととって、お料理に使われると、それだけで体質改善になります。

以上、梅雨の時期身体の痛みとメンタル面、温めることで楽にしていきましょう。自分で自分を癒す、自分を愛でる時間を、ぜひ作ってみてください。